春のじゃがいも栽培では、植え付け前の芽出し(浴光催芽、よくこうさいが)がとても重要です。
芽をあらかじめ育てておくことで、発芽がそろい、生育も安定します。
芽出しのスタートは、植え付ける1か月前が目安です。
私は、3月中旬ごろに室内の日当たりの良い場所で芽出しをスタートしています。
浴光催芽(よくこうさいが)の目的と効果
- 欠株の防止:芽の出が悪い種芋を事前に確認・選別でき、安定した収穫量が期待できます。
- 初期成育の促進:植え付け後の発芽が早まり、株間の生育が均一に揃います。
- 丈夫な芽の育成:太い芽は植え付け時に折れにくく、植え付け時のミスを防ぎます。
基本方法
- 植え付けの2〜3週間前から開始
- 直射日光の当たる場所、または明るい日陰
- 温度は、10℃〜15℃を目安
- 時々、種芋の向きを変えてまんべんなく光を当てる
短くて太い、緑色の芽が出てきたら成功です。
注意点!
- 低温:10℃以下では活動が鈍り、5℃以下ではほとんど発芽しません。
- 高温:特に25℃以上になると、腐敗しやすくなります。
ハウス内での管理は避けた方が良いです
私は、芽出しで失敗した経験があります。
芽出しを急ぐあまり、種イモをハウス内に置いたままにしたところ、
日中の温度上昇を繰り返した影響で、高温障害が出てしまったようです。
植え付け前に種イモを切ってみると内部が黒く変色していて、
半分ほど使えなくなってしまいました。
どうしてもハウス内で行う場合は、こまめに換気を行い、
高温多湿にならないよう管理することが大切です。

良い芽の状態とは?
理想的な芽は、
- 太くて短い
- 緑色でしっかりしている
- 芽の数は2〜3本程度残して取り除きましょう
白くヒョロヒョロ伸びた芽は折れやすく、生育も弱くなりがちです。
思い切って取り除きましょう。
まとめ:芽出し成功のポイント
- 植え付けの1か月前から開始
- 温度は10〜15℃を意識
- 高温・直射日光を避ける
- ハウス放置は要注意
芽出し時の温度管理は本当に重要です。
高温障害を起こすと、せっかくの種イモが無駄になることもあります。
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