農薬を散布するとき、必ず希釈する必要があります。
農薬は種類が多く、使用する際の希釈はそれぞれあります。
例えば、「200倍希釈で5Lの散布液を作りたいけど、薬は何mLだろう?」
こんなことで迷ったことはありませんか?
正直、希釈計算が苦手です。
ラベルを読みながら電卓を叩きますが、
何度計算しても不安になり、散布作業になかなか進めない。
こんな不安をなくすために、
スマホで簡単にできる、希釈計算ツールを作りました。
薬剤量と水量がひと目でわかって、散布記録まで残せます。
希釈計算ツールの特徴
✅ 倍率と量を入れるだけで自動計算
✅ 結果は、イラストで薬剤と水の量がひと目で分かる
✅ 散布記録を作物ごとにグループ管理
✅ 写真をフォルダから選んで一緒に保存できる
✅ スマホで使いやすい設計
使い方① 希釈計算をする
「希釈計算」タブを開いて、入力するのはたったこれだけ。
① 作りたい薬液の量(例: 10L)
② 希釈倍率(例: 1000倍)
よく使う量と倍率はワンタップで選べるので、
キーボードを開く必要もありません。
入力した瞬間に、
🧪 必要な薬剤量
💧 必要な水の量
🪣 完成する薬液量
が自動で表示されます。
計算結果は、イラストで一目で分かり、不安がありません。
使い方② 写真を添付して散布記録に保存
計算結果が出たら、写真を添付して保存します。
例えば、
・薬剤のラベル
・散布作業の様子
記録内容は、
・作物名
・薬剤名
・散布日
・希釈倍率と薬液量
・写真
これらが散布履歴にまとまって残ります。
次回の作業で、そのまま確認できます。
使い方③ 散布履歴を作物ごとに自動整理
「散布記録」タブを開くと、
記録が作物ごとに整理されて一覧表示されます。
作物別に、
いつ・何を・どの希釈で散布したかがすぐ分かります。
よく使う薬剤・作物はプリセット登録
毎回の手入力を減らすため、
作物名と薬剤名はリスト登録しています。
一覧にない場合は、入力すれば自動で追加されます。
使うほど、自分用に整っていきます。
さっそく使ってみる
スマホでも使いやすくしています。
家庭菜園の作業が、少しでも楽になればうれしいです。
ご利用前にご確認ください
使用量は、必ず製品ラベルに従ってください。
農薬の使用は、
適用作物・希釈倍率・使用時期・使用回数などの
基準を守ってください。
希釈倍率の基本|「1000倍」とはどういう意味か
1000倍希釈とは、薬剤を水で1000倍にうすめるという意味です。必要な薬剤の量は、次の式で求められます。
必要な薬剤量 = 作りたい薬液の量 ÷ 希釈倍率
たとえば10L(10,000mL)の薬液を1000倍で作るなら、10,000 ÷ 1000 = 薬剤10mLです。液体の薬剤はmL、水和剤などの粉末はgで量ります。
ラベルに「1000〜2000倍」のように幅がある場合、初めて使うときはうすい側から試すのが安全です。濃すぎる散布は薬害の原因になります。
散布記録を残す理由|使用回数の管理
農薬には、作物ごとに使用できる回数の上限が定められています。同じ薬剤をシーズン中に何回使ったかを記憶だけで管理するのは難しく、記録がないと「あと何回使えるか」が分からなくなります。
散布記録が作物ごとに残っていれば、次の散布をしてよいかすぐに判断できます。来年の防除計画を立てるときの資料にもなります。
よく使う希釈量の早見表
家庭菜園でよく使う組み合わせをまとめました。薬剤量 = 薬液量 ÷ 倍率で計算しています。
| 作りたい薬液 | 500倍 | 1000倍 | 2000倍 |
|---|---|---|---|
| 2L | 4mL | 2mL | 1mL |
| 5L | 10mL | 5mL | 2.5mL |
| 10L | 20mL | 10mL | 5mL |
1mL単位の計量には、薬剤に付属の計量カップか、園芸用の計量スポイトが便利です。目分量は濃度のばらつきにつながるため避けてください。
よくある質問
展着剤の量も計算できますか?
薬剤と同じ考え方で計算できます。たとえば5000倍で10Lなら、10,000 ÷ 5000 = 2mLです。
記録データはどこに保存されますか?
端末のブラウザ内に保存されます。ブラウザのキャッシュ削除で消えることがあるため、大切な記録はスクリーンショットも残しておくと安心です。
薬をまく前に他にできる対策はありますか?
防虫ネットなどの物理的な防御や、無農薬でのアブラムシ対策もあります。あわせてご覧ください。
防虫ネットの選び方/アブラムシはどこから来る?無農薬でできる対策と駆除法
なお、当ブログでは、実際に家庭菜園を続ける中で新しい気づきがあれば、公開済みの記事も随時加筆・更新しています。
そのときどきの畑の様子や試した結果も少しずつ書き加えていきますので、また見に来ていただけたら幸いです。


